主要行、純利益は2兆6140億円
2017年6月2日、金融庁が、主要行の2017年3月期決算の概要を発表。
主要行は、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス、三井住友トラスト・ホールディングス、新生銀行、あおぞら銀行の7グループを合計したもの。
2017年3月期の連結業務純益は、3兆7913億円。
前年比、4802億円の減少となった。
当期純利益は、2兆6140億円。
前年比、1102億円の減少となった。
当期純利益の前年比減少は、預貸金利回りの悪化により資金利益が減少したことや、債券関係損益の減少などが要因。
不良債権額は2.9兆円で、不良債権比率は0.87%。
不良債権額、不良債権比率ともに、1999年3月期の金融再生法に基づく開示以降で、最小となった。
自己資本比率は、国際統一基準行4グループが16.29%。
国内基準行3グループは、11.88%。
*国際統一基準行4グループ…三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友トラスト・ホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ。
*国内基準行3グループ…りそなホールディングス、新生銀行、あおぞら銀行。
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