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生命保険、SM比率は958.3%

2017年6月2日、金融庁が、主要生命保険会社の2017年3月期決算の概要を発表。

主要生命保険会社は、日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命、太陽生命、大同生命、富国生命、三井生命、朝日生命、ソニー生命、ジブラルタ生命、アクサ生命、アフラック、メットライフ生命、東京海上日動あんしん生命、第一フロンティア生命、三井住友海上プライマリー生命、かんぽ生命の18社の集計。
   
保険料等収入は、30兆4323億円。
前年比、3兆3095億円の減少。
       
基礎利益は、3兆3249億円。
前年比、606億円の増加。
       
純利益は、1兆3866億円。
前年比、817億円の増加となった。
      
純利益増加は、前年度の法人税率引下げに伴う、繰延税金資産取崩しの影響が剥落したことなどが要因。
      
ソルベンシー・マージン比率(SM比率)は、958.3%。
純資産は、21兆5487億円。
   
<SM比率>
保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。
ソルベンシー・マージンは支払余力と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。
   
一般的には200%を超えていれば安全とみなされる。
ただし、200%を超えていたにも関わらず、破綻した保険会社も多い。

ニュースINDEX.2017年6月①
★経済・国内
『金融庁・生命保険』


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