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仏大統領の新党、過半数を獲得

2017年6月19日、18日に投票が行われたフランスの国民議会選挙は、新党・共和国前進が過半数の議席を獲得した。
      
新党・共和国前進は、マクロン大統領が立ち上げた政党。
       
フランスの国会にあたる国民議会選挙は、6月11日に1回目の投票が行われた後、6月18日に2回目の投票(決選投票)が行われた。
開票の結果、共和国前進が定数577議席のうち、過半数を上回る308議席を獲得した。
      
これにより、マクロン大統領は安定した政権運営が行える見込みとなった。
      
【フランス・国民議会】
フランスの国会は、国民議会と元老院の二院制を採用しているが、国民議会が元老院に優越した権限を持ち、事実上、国民議会が国会となっている。
一方、元老院は、主に諮問機関として機能している。
     
国民議会は、定数が577議席で、1区1人選出の小選挙区から選ばれる。
選挙は、大統領選同様、2回投票制が採用されている。
      
1回目の投票で過半数を得ることができれば、当選となるが、過半数を得た候補者がいない場合には、1週間後に2回目の投票(決選投票)が行われる。
       
決戦投票には、1回目の投票で、12.5%以上を得票した候補者だけが進出する。
なお、国民議会の議員任期は5年である。
    
*国民議会は、他国の下院に相当する議会であるため、フランス下院と呼ばれることもある

ニュースINDEX.2017年6月②
★政治・国際
『フランス』


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