タカタ、民事再生手続
2017年6月26日、自動車部品メーカーのタカタが、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行い、受理された。
タカタは、自動車のエアバッグやシートベルトを製造するメーカーで、東証1部上場企業。
エアバッグ、シートベルトともに、世界市場でシェア20%を占めていた。
2008年頃から、エアバッグの膨張ガスを発生させるインフレーターに不具合が判明。
対象車のリコールが行われているが、リコールによる費用などがかさみ、破綻に至った。
負債額は1兆円以上とみられ、日本国内の製造業では戦後最大の経営破綻。
なお、これに伴い、上場廃止となる予定。
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