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FOMC、7月は政策金利を維持

2017年7月26日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の維持を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を0.25%-0.5%に引き上げた。
        
その後、2016年12月、2017年3月、2017年6月のFOMCでも引き上げ、アメリカの政策金利は、現在、1.00-1.25%になっている。
    
今回のFOMCでは、政策金利の維持を決めた。
なお、政策金利の維持は、9名の委員全員一致での決定。
       
次回のFOMCは、9月19日、20日に開催される。

【FOMC声明・概要(2017年7月26日)】
<現状について>
・経済活動は、緩やかに拡大している。
・労働市場は強化を続けている。
         
・家計支出は拡大を続けている。
・設備投資も拡大を続けている。
・インフレ率は目標(年2%)を下回っている。
        
*前回6月との違いは、家計支出が「持ち直し」から「拡大」に変わったことと、インフレ率が「やや下回っている」から「下回っている」に変わったこと

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利(1.00-1.25%)を維持する。

ニュースINDEX.2017年7月③
★政治・国際
『アメリカ』


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