今年の犠牲祭は9月1日~4日
2017年8月22日、外務省が、犠牲祭(イスラム教の祝日)について、海外安全情報(広域情報)を発表。
2017年の犠牲祭(イード・アル=アドハー)は、9月1日から9月4日頃まで。
イスラム教最大のお祭りで、イスラム圏の国々では休日となります。
現在のところ、テロを呼びかける声明などは確認されていませんが、大規模行事は標的になり易いことから、テロの可能性が排除できません。
犠牲祭期間中やその前後に、海外へ渡航・滞在される方は、テロ、誘拐などの不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全確保に十分注意を。
【犠牲祭(イード・アル=アドハー)】
イスラム教最大のお祭りで、イスラム圏の国々では休日となる。
ヒジュラ暦の12月10日から4日間にわたって行なわれる。
犠牲祭では、礼拝のあと、羊や牛、ラクダなどを生け贄に捧げ、その肉を貧しい人々に配って祝います。
なお、犠牲祭は、コーランに記載されている話が由来となっています。
預言者イブラヒムは、神から息子のイスマイルを生け贄にするよう告げられます。
信仰心厚いイブラヒムは、神の言葉どおり、息子のイスマイルを生け贄に捧げようとしたとき、「代わりに羊をささげなさい」とお告げがあり、そこに一匹の迷子の羊が現れます。
そして、イブラヒムは、この羊を生け贄に捧げます。
*このエピソードは旧約聖書にもあります
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