くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
ノーベル医学賞、本庶佑博士に

2018年10月1日、スウェーデンのカロリンスカ研究所が、2018年のノーベル生理学・医学賞を、アメリカのジェームズ・アリソン博士と日本の本庶佑(ほんじょたすく)博士に授与すると発表。
       
授与は、「免疫抑制物質の働きを止めることによる、新しいガン治療法を発見した」功績に対して。
      
両博士は、体内の中に免疫機能を阻害する物質があることを突き止め、この物質の働きを止めることで、免疫が働き、ガン細胞を死滅させるという治療法を発見しました。
  
本庶氏への授与により、日本人のノーベル賞・授与者は24名となりました。
     
*日本政府は日本人ノーベル賞受賞者数を26名としていますが、南部陽一郎氏と中村修二氏はアメリカ国籍。ノーベル財団の公式発表もこの2人についてはアメリカ人としています
      
【本庶佑(ほんじょたすく)】
京都市出身の76歳。
京都大学医学部卒。
医学博士。
大阪大学教授、京都大学教授を歴任し、現在は京都大学特別教授。
   
PD-1が、免疫抑制機能を持つことを突き止め、この働きを抑制することで、ガン細胞を死滅させる治療法を発見しました。
ニュースINDEX.2018年10月上旬
★社会・国際
『ノーベル賞』
    ページのトップへ