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タイ、TPP参加への関心を表明

2018年10月8日、安倍総理が、官邸で訪日中のプラユット・タイ首相と首脳会談を行ないました。
   
外務省によると、会談は、タイの政治情勢、両国の協力関係、北朝鮮問題などの地域情勢について話し合いました。
     
タイの政治情勢では、プラユット首相が、来年2月から5月の間に下院総選挙を予定していることを説明。
これに対し,安倍総理は、民政復帰が進展することに期待を表明しました。
     
協力関係では、プラユット首相が、ACMECSの開発パートナーに日本を招待すると述べると共に、ACMECS基金への日本の協力に期待を表明しました。
     
これに対し、安倍総理が、開発パートナーになることを検討すると応じました。
   
また、プラユット首相が、長年の日本の継続的な支援に感謝を表明すると共に、産業人材育成支援に期待を表明しました。
これに対し、安倍総理が、タイの産業人材育成に協力していくと応じました。
      
さらに、プラユット首相が、TPP参加への関心を表明すると共に、その実現に向けて日本の協力を要請しました。
これに対し、安倍総理が歓迎を表明すると共に、情報提供などの支援を行うと応じました。
       
地域情勢では、ミャンマーのラカイン州の平和と発展のため,引き続き連携していくことで一致しました。
   
北朝鮮問題では、安保理決議の履行が必要との立場を共有しました。
また、拉致問題の早期解決に、改めてトンルン首相が支持を表明しました。
       
*ACMECS…エーヤワディー・チャオプラヤー・メコン経済協力戦略会議。タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ベトナムのメコン川流域5カ国が参加している経済協力組織。
ニュースINDEX.2018年10月上旬
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