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FOMC、政策金利を維持

2018年11月8日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の維持を決めました。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を引き上げました。
        
その後、2016年12月、2017年3月、6月、12月、2018年3月、6月、9月のFOMCにおいて、毎回0.25%づつ引き上げ、現在の政策金利は2.00-2.25%です。
  
今回のFOMCでは、政策金利の維持を決めました。
委員全員一致での決定です。
     
なお、次回のFOMCは、2018年12月18日、19日に開催されます。

【FOMC声明概要:2018月11月8日】
<現状について>
・経済活動は、堅調なペースで上昇している。
・労働市場は強化を続け、失業率は下がっている。
・設備投資の伸びは、急速に鈍化している。
・家計支出は、堅調に伸びている。
・インフレ率は、年2%近くを推移している。
        
*前回(9月)と比べ、失業率が「低くとどまっている」から「下がっている」に、設備投資が「堅調に伸びている」から「伸びが急速に鈍化している」に変わりました

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利を維持し、2.00-2.25%とする。
ニュースINDEX.2018年11月上旬
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