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円安止まる、1ドル113円台

2018年11月13日、東京外国為替市場は、1ドル113.70円(中心相場)での取り引きとなりました。
前日末と比べ約0.4円、円高での取り引き。
     
為替相場は、アメリカ経済が好調であることから、円安の流れが続き、11月12日には1ドル114円台の取り引きとなりました。
  
13日は、アメリカ経済の先行きに対する懸念からドル安円高の流れに変わり、1ドル113円台での取り引きとなりました。
    
*為替レートは日本銀行発表
    
<2018年の為替相場>
2018年は1ドル112.70円(1月4日の中心相場)で始まり、その後、円高の流れとなり、2月16日には1ドル105円台まで円高が進みました。
   
3月1日、アメリカのトランプ大統領が、鉄鋼とアルミニウムに関税を課す方針し、それ以降、保護貿易が強化されるとの懸念から、為替相場が乱高下する事態となりました。
   
3月23日には、1ドル104円台まで円高が進みました。
3月末から貿易戦争は回避されたとの見方が強くなり、円安の流れに変わり、4月25日は1ドル109円台での取り引きとなりました。
 
5月に入ると、中東情勢(イラン情勢)の緊迫化から、円高の流れに変わりましたが、5月中旬以降は、中東情勢が落ち着いたことから円安の流れとなり、5月21日には1ドル111円台となりました。

5月22日からは円高の流れに変わり、5月末になると混迷するイタリア政局の影響で、リスクオフの流れとなり、5月30日には1ドル108円台での取り引きとなりました。
     
6月には入り、イタリアで同盟と五つ星運動との連立政権がスタートし、イタリア政局が落ち着くと、1ドル110円台での取り引きが続きました。
  
6月25日、貿易戦争(アメリカと中国、EU)の様相が強まると、リスクオフの流れとなり、1ドル109円台での取り引きとなりました。
6月末からは円安の流れとなり、7月12日には1ドル112円台での取り引きになりました。

7月23日に、貿易戦争や中東情勢(アメリカとイランの対立)から円高が進み、再び1ドル110円台での取り引きとなり、8月21日には1ドル109円台での取り引きとなりました。
    
8月下旬から9月中旬にかけては、1ドル110円台~111円台で安定した取り引きが続きましたが、9月19日から1ドル112円台となりました。
 
9月26日にアメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の引き上げ(2.00-2.25%)を行なうと、円安が進み、9月28日には1ドル113円台、10月4日には1ドル114円台の取り引きとなりました。
   
10月9日からは円高の流れになり、さらに10月11日は世界的な株安の影響で、リスクオフによる円高となり、1ドル112円台での取り引きになり、さらに15日は1ドル111円台での取り引きとなりました。
     
10月末になると、一転、株高の流れとなり、為替も円安の流れに変わり、10月31日は1ドル113円台での取り引きとなりました。
11月12日には、1ドル114円台まで円安が進みました。
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