カンボジア和平の総仕上げを歓迎
2018年11月16日、外務省が、カンボジアのクメール・ルージュ裁判について、外務報道官談話を発表。
クメール・ルージュ裁判は、1970年代後半に、カンボジア刑法上やジェノサイド条約上の重大な罪を犯したクメール・ルージュ政権の指導者を裁くための裁判。
カンボジア司法官と国際司法官による混合法廷で、審理が行われています。
16日、クメール・ル-ジュ裁判初級審法廷は、クメール・ルージュ政権元幹部2名(ヌオン・チア元国会議長とキュー・サンパン元国家元首)のチャム人・ベトナム人虐殺、強制結婚・強姦、内部粛清など容疑について、無期禁固刑を宣告しました。
この判決を受けての外務報道官談話。
クメール・ルージュ裁判は、カンボジア和平プロセスの総仕上げとなるものであり、歓迎を表明。
また、残された裁判が、迅速に進められることへの期待を表明しました。
*元幹部2名については、殺人、政治的迫害、人道に対する罪で、2016年に最高審が無期禁固刑の判決を宣告しています。
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