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G20サミット、経済は強固に成長

2018年12月1日(現地時間)、アルゼンチン・ブエノスアイレスで11月30日から開催されていたG20サミットが、首脳宣言を採択し、閉幕しました。
   
外務省によると、G20は現在の世界経済について、強固に成長していると結論付けました。
    
ただし、金融上の脆弱性や地政学上の懸念などの主要なリスクが、部分的に顕在化していることも付け加えました。
また、アメリカと中国の貿易問題などについては、「留意する」ことになりました。
      
移民・難民問題については、事実上、次回へ持ち越しとなりました。
     
なお、次回のG20サミットは、2019年の6月28日と29日に、大阪市住之江区の大阪国際見本市会場(インテックス大阪)で開催される予定です。
      
【G20首脳宣言・ポイント】
<世界経済>
・世界経済は、強固に成長している。
・金融上の脆弱性や地政学上の懸念などの主要なリスクが部分的に顕在化している。
・貿易上の問題に留意する。
     
<労働>
・包摂的で、公正、持続可能な仕事の未来を構築することを約束する。
・児童労働、強制労働、人身売買、現代の奴隷制を根絶するための行動をとる。
  
<移民・難民>
・移民の課題に関する対話について、次期議長国(日本)の下で検討する。
・難民の大規模な移動は、世界的な懸念である。
・移民・難民問題の根本原因に対処する重要性を強調。
      
<次の会合>
・次回2019年のG20サミットは、日本で開催する。
・2020年のG20サミットは、サウジアラビアで開催する。
ニュースINDEX.2018年12月上旬
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