| ホーム |
|
ガーナ、日本企業の参入に期待 2018年12月11日、安倍総理が、官邸で訪日中のアクフォ＝アド・ガーナ大統領と首脳会談を行ないました。 外務省によると、会談は両国の協力関係、国際情勢などについて話し合いました。 協力関係では、安倍総理が質の高いインフラ整備を通じて、貢献していく考えを伝えました。 これに対し、アクフォ＝アド大統領が、ガーナは経済構造改革に取り組んでおり、IMFのプログラムが今年末に終了予定であることを説明。 日本企業に、ガーナ市場へ参入してもらいたいと応じました。 両首脳は，ガーナへの投資促進に向けて、ビジネス環境の整備が重要であるとの認識で一致しました。 また、安倍総理が、アフリカ大陸自由貿易協定の署名に歓迎を表明。 これに対し、アクフォ＝アド大統領が、署名・批准状況を説明し、来年中の協定発効を期待していると応じました。 地域情勢では、法の支配に基づく自由で開かれた海洋維持を再確認。 現状を変更する一方的な行動に、反対を表明しました。 北朝鮮問題については、朝鮮半島の非核化に向け，国連・安保理決議の完全な履行が必要であるとの立場で一致しました。 安倍総理が、拉致問題に関する理解と協力を求め、アクフォ＝アド大統領が支持を表明しました。 国連・安保理改革に関しては、連携していくことを再確認しました。 最後に、安倍総理が、2025年国際博覧会・開催国選挙でのガーナの支持に対して、謝意を伝達すると共に、参加を要請しました。 これに対し、アクフォ＝アド大統領が、来年のTICAD7、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博に参加したいと応じました。 ＊アフリカ大陸自由貿易協定…アフリカ連合・加盟国44ヵ国が、2018年3月21日に合意した貿易に関する協定。単一市場を創設することを目的としています。将来的には、域内の統一通貨の発行や移動の自由も目的となっています。 ＊TICAD7…第7回・アフリカ開発会議。 2019年8月28日～30日、横浜市で開催されます |
|
|