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FOMC、政策金利を引き上げ

2018年12月19日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の引き上げを決めました。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を引き上げました。
        
その後、2016年12月、2017年3月、6月、12月、2018年3月、6月、9月のFOMCにおいて、政策金利を毎回0.25%づつ引き上げてきました。
今回のFOMCでも引き上げを決め、アメリカの政策金利は2.25-2.50%になります。
    
委員全員一致での決定です。
なお、次回のFOMCは、2019年1月29日、30日に開催されます。

【FOMC声明概要:2018月12月19日】
<現状について>
・経済活動は、堅調なペースで上昇している。
・労働市場は強化を続け、失業率は低い状況にある。
・設備投資の伸びは、急速に鈍化している。
・家計支出は、堅調に伸びている。
・インフレ率は、年2%近くを推移している。
        
*前回(11月)と比べ、失業率が「下がっている」から「低い状況にある」に変わりました

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利を引き上げ、2.25-2.50%とする。
ニュースINDEX.2018年12月中旬
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『アメリカ』
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