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名古屋の桜開花予想、3月26日

2018年の名古屋・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年と同じ、3月26日。
      
2018年は、寒冬により、花芽の休眠打破が8日早くなる見込み。
一方、寒冬の影響で、休眠打破後の花芽の生長が遅くなる見込みです。
       
そのため、名古屋の桜開花予想は、平年と同じ、3月26日。
満開は、4月3日から4月7日まで続く予想です。
       
*第4回目の開花予想。2月13日現在。
*前回・第3回目(1月3日)の開花予想日(3月24日)より2日遅くなりました。予想より1月末からの気温が低く推移しているためです

【計算式・2018年の名古屋】
<計算の前提条件>
・開花までに必要な積算温度は、立春(基準日)から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
       
・積算温度計算の基準日(平年)を2月2日とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁は冬の終わりまで、ラニーニャ現象の特徴が持続する可能性が高いと判断したため、2月の気温を0.5℃低いと予測。
・春(3月)は平年並と予測
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間と予測…②
     
<2018年の休眠打破>
・2017年11月の気温は、平年より0.7℃低くなったため、休眠打破は42時間早くなった。
30日×0.7℃×2時間=42時間…③
     
・2017年12月の気温は、平年より1.3℃低くなったため、休眠打破は80.6時間早くなった。
31日×1.3℃×2時間=80.6時間…④
       
・11月と12月の低温による休眠打破の進み(③+④)。
42時間+80.6時間=122.6時間…⑤
     
・2017年の低温により休眠打破が早くなる日数は(⑤÷②)、
122.6時間÷21時間=5.8日…⑥
・基準日より約5.8日早くなり、2017年12月末時点で、計算上の休眠打破日は1月27日…⑦
     
・2018年1月の気温は平年より0.7℃低くなったため、これによる休眠打破の進みは、
1月(⑦により29日)×0.7℃×2時間=40.6時間…⑧
      
・1月に休眠打破が早くなる日数は(⑧÷②)、
40.6時間÷21時間=1.9日…⑨
     
・休眠打破が早くなる日数(⑥+⑨)
5.8日+1.9日=7.7日
       
■2018年の休眠打破は、平年より約8日早くなり、1月25日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
<1月の積算温度>
・基準日(1月25日)から1月末までの積算温度は
気象庁の実測値…6.5℃…⑩
      
<2月の積算温度>
・2月の気温を平年より0.5℃低い(4.7℃)と予測。
2月の積算温度は、4.7℃×28日=131.6℃…⑪

<3月に必要な積算温度>
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、1月(⑩)と2月(⑪)の積算温度を引いたもの。
360℃ー6.5℃ー131.6℃=221.9℃…⑫
        
<3月の開花に必要な日数>
・必要な積算温度(⑫)を、3月の気温(平年並の8.7℃)で割ったもの。
221.9℃÷8.7℃=25.5

■計算上の名古屋の桜開花日は、平年と同じ、3月26日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます

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