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新燃岳の警戒範囲、3kmに拡大

2018年3月1日、気象庁が、霧島山・新燃岳の警戒範囲を概ね3kmに拡大しました。
       
新燃岳は、九州南部・霧島山中央部に位置する、標高1421mの活火山。
     
気象庁によると、1日8時頃から浅い場所を震源とする、低周波地震が増加しています。
また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が、1日あたり5500トンに急増しました。
    
このことから、気象庁は1日16時40分、火口周辺警報(噴火警戒レベル3)を発表し、警戒が必要な範囲を概ね2kmから、概ね3kmに拡大しました。
    
大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流は概ね2kmまで達する可能性があり、警戒を。
また、風下側では小さな噴石(火山れき)に注意を。
   
<参考:噴火警戒レベル>
レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難が必要。

レベル4(避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難が必要。

レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制。状況に応じて災害時要援護者の避難準備など。

レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制など。

レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制など。
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