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ドイツ、連立政権発足へ

2018年3月4日(現地時間)、ドイツの社会民主党が、党員投票の結果、連立政権入りが承認されたと発表。
    
社会民主党は、キリスト教民主・社会同盟との連立交渉に合意しましたが、最終的判断を党員に委ねるとして、是非を問う党員投票が行なわれました。
     
その結果、66%の党員が賛成にまわり、連立政権発足が承認されました。
     
【ドイツ連立政権交渉・経緯】
2017年9月24日、ドイツ連邦議会選挙(総選挙)が行われ、メルケル首相が率いる与党のキリスト教民主・社会同盟は、65議席減少し、246議席(全議席の約35%)となりました。
       
同じく与党の社会民主党も大きく議席を減らし、連立政権から離脱することを表明しました。
     
社会民主党の離脱表明を受け、キリスト教民主・社会同盟は、自由民主党と緑の党との間で、新たな連立協議を始めました。
     
しかし、連立交渉が決裂、再び、社会民主党との間で連立政権を模索することとなりました。
        
2018年1月21日、社会民主党が臨時党大会を開き、キリスト教民主・社会同盟との連立交渉に入ることを決定。
       
2018年2月、連立交渉が合意し、社会民主党は連立政権入りの是非を、党員投票に掛けました。
     
2018年3月4日、社会民主党は、党員投票の結果、連立政権入りが承認されたと発表。
これにより、4期目のメンケル政権がスタートする見込みです。
      
<ドイツ連邦議会選挙・結果>
・キリスト教民主・社会同盟(中道右派)…246
・社会民主党(中道左派)…153
・ドイツのための選択肢(右派)…94
・自由民主党(中道右派)…80
・左派党(左派)…69
・緑の党(中道左派)…67
 
*数値は獲得議席数
*全議席数…709
*ドイツ選挙管理委員会発表
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