輸入小麦の価格、3.5%引上げ
2018年3月6日、農林水産省が、輸入小麦・政府売渡価格の改定を発表。
輸入小麦の平均買付価格(直近6ヵ月)は、収穫遅れによる価格の上昇、燃料油価格の上昇、為替が円安傾向で推移したことなどから、前期に比べ上昇しました。
これを受け、農林水産省は、2018年4月期(2018年4月~2018年9月)の輸入小麦・政府売渡価格について、5銘柄平均(税込価格)で、5万4370円/トンとすることを決定しました。
前期と比べ、3.5%の引上げです。
*日本の小麦消費量・年間約578万トン。内訳は輸入小麦496万トン、国内産小麦82万トン。
【輸入小麦・5銘柄】
<ハード・セミハード系小麦>
・アメリカ産ダーク・ノーザン・スプリング(主にパン・中華麺用)
・カナダ産ウェスタン・レッド・スプリング(主にパン用)
・アメリカ産ハード・レッド・ウィンター(主にパン・中華麺用)
<ソフト系小麦>
・オーストラリア産スタンダード・ホワイト(主に日本麺用)
・アメリカ産ウェスタン・ホワイト(主に菓子用)
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