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京都のしだれ桜、開花

2018年3月15日、京都の各名所で、しだれ桜が開花しました。
昨年と比べ、約2週間早い開花です。

しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
     
ソメイヨシノ、八重紅しだれ桜ともに、京都を代表する桜。
名所としては、京都御苑、祇園白川、三年坂、醍醐寺などがあります。
   
今年は、昨年より2週間早く、祇園白川や京都御苑でしだれ桜が開花しました。
しだれ桜の見頃は、3月20日頃から27日頃の見込みです。
 
*見頃の時期は、気象条件により変わってきます。最新の情報でご確認を。
       
*京都御苑によると、3月14日に近衞邸跡で、15日に出水の小川東で、しだれ桜の開花が確認されました。
    
*京都では、しだれ桜→ソメイヨシノ→八重紅しだれ桜の順番に咲き、20日程度、桜の季節が続きます。2018年は3月20日頃から4月10日頃が見頃となる見込みです。
   
*八重紅しだれ桜も、しだれ桜の一品種ですが、京都で言われる一般的なしだれ桜と、見頃の時期、花の形や色が違うため、区別されています

【祇園白川】
京都市東山区の白川南通沿い地域で、古い町家や料亭が建ち並らぶ茶屋町。
街中に白川(小さな小川)が流れ、石畳の道が続き、芸妓や舞妓さんが通うお茶屋が立ち並び、情緒のある街並みとなっています。
        
国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
伝統的町家が連なる石畳の道を、舞妓さんが歩く、もっとも京都らしい場所です。

平安時代、八坂神社の門前町として、芝居小屋やお茶屋がつくられたのが町の始まりで、江戸時代後半から明治にかけて最盛期を迎え、現在も茶屋町として賑わっています。

この白川沿いに桜が植えられており、京都を代表する桜の名所になっています。
     
桜は43本(ソメイヨシノ32本、しだれ桜7本、山桜3本、里桜1本)で、3月下旬から4月上旬にかけ、しだれ桜、山桜・ソメイヨシノ、里桜の順に開花を迎えます。
       
ソメイヨシノの開花は、京都の開花(気象庁発表)より、約1日早い。
しだれ桜は、ソメイヨシノより開花・満開ともに約1週間早い。

<場所・行き方>
■京都市東山区の白川南通沿い

・京阪電車・京阪四条駅から北東に徒歩3分
・阪急電鉄・河原町駅から徒歩5分
ニュースINDEX.2018年3月②
★観光・国内
『桜・京都』
風景
祇園白川のしだれ桜(過去の満開時)
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三年坂のしだれ桜(過去の満開時)
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醍醐寺のしだれ桜(過去の満開時)
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