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北日本の桜、6日~9日早い予想

北日本の桜は、平年より6日~9日早く開花する予想です。
      
北日本は、冬場の気温が低いため、休眠打破の早晩が桜開花の早晩に影響しません。
そのため、2月以降の気温の推移が開花日時を決めます。
         
今年は、3月の気温が記録的に高くなりました。
また、気象庁の1ヵ月予報によると、4月の気温も高い見込みです。
          
北日本の気温が、このまま高めで推移すると、桜の開花も平年よりかなり早い見込みです。
札幌は平年より6日、青森は7日、秋田は6日、盛岡は7日、山形は9日、新潟は7日早くなる予想です。
        
*開花予測はQnewニュースが行なった開花計算によるものです。今後の気象条件により変わってくることもあります
*福島は3月29日に、仙台は3月30日に開花しました。
          
<参考・3月の気温状況>
・札幌…平年より1.8℃高い
・青森…平年より2.2℃高い
・秋田…平年より1.6℃高い
・盛岡…平年より1.8℃高い
・山形…平年より2.3℃高い
・新潟…平年より1.7℃高い

*気象庁発表の各地の平均気温
       
<日本における桜の開花>
桜の開花は、秋から春にかけての気温の違いにより、大きく3つの区域に分かれます。
       
1、休眠打破の早晩が、開花の早晩を決める地域
元々、冬場の気温が高いため(休眠打破したあとは、開花まで順調に進むため)、休眠打破の早晩が開花に大きな影響が与える地域。
九州南部や九州北部の一部など。
     
2、休眠打破の早晩と、2月以降の気温の推移の両方が大きな影響を与える地域
九州北部の一部、中国、四国、近畿、東海、関東、北陸など。
     
3、2月以降の気温の推移が、開花を決める地域
冬場の気温が低いため、休眠打破は毎年1月半ばまでに終了しており(休眠打破の早晩が、開花の早晩に影響しない)、2月以降の気温の推移が開花を決める地域。
北日本、長野、新潟など。
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弘前公園:©弘前市
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