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インド高速鉄道、7回目の委員会

2018年4月2日、東京で、インド高速鉄道に関する第7回合同委員会が開催されました。
       
外務省によると、日本側は和泉洋人内閣総理大臣補佐官を団長とし、関係各省(財務省、外務省、経済産業省、国土交通省)の幹部が参加。

インド側は、ラジブ・クマール行政委員会副委員長を始め、鉄道省、外務省、商工省の幹部が参加しました。
        
第7回合同委員会では、インド高速鉄道事業の進捗や今後の工程を確認するとともに、現地生産の推進や駅周辺の交通基盤の整備について、議論を行いました。
           
【インド高速鉄道計画】
インド政府が進めている高速鉄道建設計画。
       
最初の高速鉄道区間は、ムンバイ・アーメダーバード間の約500km。
日本の新幹線方式を採用し、2023年の開業を目指しています。
  
<経緯>
2015年12月10日、インド政府は、高速鉄道計画(ムンバイ・アーメダバードを結ぶ約500キロ)について、日本の新幹線方式採用を閣議決定。
         
2015年12月12日、インド・ニューデリーで開催された日本・インド首脳会談の際、インド高速鉄道に関する協力覚書が署名。
       
署名された協力覚書で、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道において、日本の新幹線システム採用を確認。
インド高速鉄道計画に対する、日本の資金援助、技術援助を明記。
      
円借款は、総事業費の最大約81%、供与案は償還期間50年、据置期間15年、利子は年0.1%。
詳細については、合同委員会を設け、協議することが決まった。
        
2016年2月15日、インド・ムンバイで、第1回合同委員会(関係省庁の幹部が出席)が開催され、今後のスケジュールや協議の進め方、資金、技術、人材育成面での協力について、議論が行われた。
   
2016年5月16日、東京で、第2回合同委員会が開催され、早期の事業実施のため、手続きを加速化させることで一致した。
   
2016年10月7日、インド・デリーで、第3回合同委員会が開催され、インド側事業主体の体制整備や人材の育成などにおいて、進捗が確認された。
      
2017年2月17日、インド・デリーで、第4回合同委員会が開催され、実施すべき調査や用地取得などについて、進捗が確認された。
      
2017年6月14日、東京で、第5回合同委員会が開催され、インドにおける現地生産や人材育成などについて、進捗が確認された。
      
2017年9月14日、インド・アーメダバードで、インド高速鉄道の起工式が行われ、安倍総理が出席しました。
       
2017年11月22日、インド・デリーで、第6回合同委員会が開催され、現地生産の推進や駅周辺の交通基盤の整備について、議論を行いました。
       
2018年4月2日、東京で、第7回合同委員会が開催され、現地生産の推進や駅周辺の交通基盤の整備について、議論を行いました。
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『インド』
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