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ロシア系さけ・ます漁獲量、合意

2018年4月6日、日本・ロシア漁業合同委員会において、2018年のロシア系さけ・ます漁獲量が決定しました。

日本・ロシア漁業合同委員会・第34回会議は、4月4日から4月6日まで東京で開催され、200カイリ内でのロシア系さけ・ます漁獲量について、交渉を行いました。
     
結果、2018年は前年と同じ漁獲量で合意しました。

【2018・200カイリ内における漁獲量】
■漁獲量
・からふとます、べにざけ、ぎんざけ、ますのすけ…1550トン(前年と同じ)
       
・しろざけ…500トン(前年と同じ)

■漁業協力費
2億6484万円~3億12万円の範囲で、漁獲実績に応じて決定。

<日本ロシア・ます漁業交渉>
サケ、マスなど「川で生まれ川に戻る魚」については、国連海洋法で母川国主義が採用されるため、日本の200カイリ内においても、母川国に管轄権があります。
       
このため、ロシア系サケ、マス(ロシアの川で生まれたもの)の採取については、ロシアとの交渉が必要となっています。
      
1985年に発効した日本ソビエト漁業協力協定に基づき設置された、日本・ロシア漁業合同委員会において、毎年、漁獲量などを決める交渉が行われています。
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