G7、情報機関員襲撃事件を非難
2018年4月17日(日本時間)、G7は、イギリスで発生した元ロシア情報機関員襲撃事件について、外相声明を発出しました。
外務省によると、声明は、3月4日の元ロシア情報機関員襲撃事件を非難。
ロシアが襲撃に関係している可能性が極めて高いとし、ロシアに対し、全ての疑問に対応するよう求めました。
【元ロシア情報機関員襲撃事件】
イギリス・ソールズベリーで、元ロシア情報機関員の男性が化学兵器(神経剤)により重体となった事件。
2018年3月4日、イギリス南部ソールズベリーの公園で、同地に住む、元ロシア情報機関員のセルゲイ・スクリパリ氏(66)とその娘(33)が、意識不明の状態で見つかりました。
イギリス当局の捜査により、2人は神経剤により、重体となったことが明らかになりました。
3月12日、イギリスのメイ首相が下院で、この事件について「ロシアが関与した可能性が極めて高い」と発言し、旧ソ連が開発した神経剤・ノビチョクが使用されたことを公表しました。
3月15日、イギリスは事件を受け、駐英ロシア外交官23名を国外追放処分にしました。
これに対し、ロシア政府は関与を強く否定。
3月17日、ロシア駐在のイギリス外交官23人を国外追放処分にしました。
*元ロシア情報機関員の男性は、二重スパイでロシアに逮捕されていましたが、その後、スパイ交換により釈放され、イギリスに住んでいました
*経緯は、イギリス政府及びイギリスメディアが報じたものをまとめたものです
|
|
|
|