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FOMC、政策金利を維持

2018年5月2日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の維持を決めました。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除。
政策金利を引き上げました。
        
その後、2016年12月、2017年3月、2017年6月、2017年12月、2018年3月のFOMCにおいて、政策金利を毎回0.25%づつ引き上げてきました。
    
今回のFOMCでは、政策金利(1.50-1.75%)の維持を決めました。
    
委員全員一致での決定です。
なお、次回のFOMCは2018年6月12日、13日に開催されます。

【FOMC声明・概要(2018年5月2日)】
<現状について>
・経済活動は、緩やかなペースで上昇している。
・労働市場は強化を続けている。
         
・家計支出の成長率は、減速している。
、設備投資は、堅調な成長を続けている。
・インフレ率は、年2%近くを推移している。
        
*前回と比べ、設備投資が、「成長率は減速している」から「堅調な成長を続けている」に変わりました。
また、インフレ率が、「2%を下回っている」から「2%近くを推移している」に変わりました。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利を維持する。
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