ラニーニャ現象が終息、今年の夏は平常
2018年6月11日、気象庁が、エルニーニョ監視速報を発表。
エルニーニョ監視速報は、大平洋赤道域・東部の海洋の状況。
5月のエルニーニョ監視海域は、基準値より0.1℃低い海面水温でした。
気象庁は、昨年秋から続いていたラニーニャ現象が終息したと判断しました。
また、今後の見通しについて、夏の間は平常の状態が続く可能性が高く(70%)、秋はエルニーニョ現象が発生する可能性と平常の状態が続く可能性が、同程度(50%)と予想しました。
<海面水温・基準値との差>
・2017年12月…-1.2℃(-1.0℃)
・2018年1月…-1.1℃(-1.0℃)
・2018年2月…-0.9℃(-0.9℃)
・2018年3月…-0.8℃(-0.7℃)
・2018年4月…-0.5℃
・2018年5月…-0.1℃
*過去6ヵ月
*カッコ内の数値は、5ヵ月移動平均値
*気象庁では、海面水温の5か月移動平均値が、+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象、-0.5℃以下となった場合をラニーニャ現象としています(速報の場合)
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