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マダガスカルの新内閣発足を歓迎 2018年6月12日、外務省が、マダガスカルの新首相任命について、外務報道官談話を発表。 6月4日、マダガスカルで、クリスチャン・ンツァイ氏が新首相に任命され、11日に新内閣が発足しました。 これを受けての外務報道官談話。 新内閣発足を歓迎するとともに、次回の大統領選挙が、自由で民主的かつ平和裏に実施されることへの期待を表明しました。 ＜最近のマダガスカル情勢＞ 今年後半に大統領選挙が予定され、与野党間に緊張が高まる中、野党が反対する大統領選挙等選挙関連3法が今年4月に国会で可決。 これに反発した野党は、4月13日、合憲性に関する審査請求を最高憲法院に提出。 また、4月21日、野党の呼びかけたデモにおいて、デモ隊と治安部隊との間で衝突が起こり、多数の死傷者が発生する事態となった。 4月25日、野党は、最高憲法院に大統領の罷免請求を提出。 5月3日、最高憲法院は、選挙関連3法について、野党が問題視していた被選挙資格要件等の条項について違憲判決を下した。 5月25日、最高憲法院は、大統領に対する罷免請求については、同大統領の罷免は行わず、7日以内にコンセンサスによる首相の任命と選挙の準備のための政府の樹立を求める判決を下した。 6月4日、ラジャオナリマンピアニナ大統領は、野党が提出した首相候補者リストの中から、クリスチャン・ンツァイ氏を新首相に任命。 |
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