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西之島、警戒範囲を500mに縮小

2018年6月20日、気象庁が、西之島に発表していた警報を、入山危険から入山周辺危険に引き下げました。
       
西之島は、東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する小笠原諸島の無人島。
       
2017年8月中旬以降、噴火が確認されておらず、火山活動も低下した状態が継続しています。

20日18時00分、気象庁は西ノ島の火口周辺警報を、入山危険から火口周辺危険に引き下げ、警戒が必要な範囲を1.5kmから500mに縮小しました。
  
また、噴火による影響が、海上まで及ぶおそれがなくなったことから、火山現象に関する海上警報を解除しました。

【西之島(にしのしま)】
東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する小笠原諸島の無人島。

2013年11月20日、西之島の南南東500メートルの海上で噴火があり、新しい陸地が出現。
活発に噴火を続け、同年12月26日、溶岩流が西ノ島に到達し、新しく出現した島は、西ノ島と一体化しました。
         
2015年11月まで噴火を続け、陸地面積は拡大。
  
その後、一旦、火山活動が低下するも、2017年4月20日から再び噴火し、2017年8月まで活発な火山活動が続きました。
    
2017年8月24日時点、東⻄約2200メートル、南北約1900メートル、西ノ島の面積は約3.0k㎡となりました。
ニュースINDEX.2018年6月下旬
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西ノ島:©海上保安庁
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