暫定二車線高速、ワイヤロープへ
2018年6月15日、国土交通省が、暫定二車線の高速道路におけるワイヤロープ設置方針を発表。
暫定二車線区間の高速道路では、これまで多数の交通事故が発生しています。
国土交通省は、正面衝突事故の緊急対策として、昨年度からラバーポールに代えて、ワイヤロープを設置することによる安全対策の検証を行ってきました。
2018年5月14日、「高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会」の第3回検討会で、土工区間については技術的に実用化が可能、中小橋については実用化に向けた取組みを進める、長大橋・トンネル区間については性能検証を引き続き進める、との結論になりました。
これを受け、6月15日、国土交通省は、暫定二車線の土工区間について、ワイヤロープ設置を本格的に進めることを決定しました。
新設区間では、今後、ワイヤロープが標準設置されます。
供用済区間では、四車線化や付加車線の事業実施箇所を除き、概ね5年での設置を目指します。
また、高速道路会社・管理区間では、概ね3年での設置を目指します。
|
|
|
|