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北朝鮮船舶、29日にも違法な瀬取り

2018年7月4日、外務省が、北朝鮮船舶による、違法な瀬取り疑い事案を確認したと発表。
     
瀬取りとは、船舶による洋上での物資の積替え。
   
外務省によると、6月29日、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN 1号と、船籍不明の船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認しました。
     
両船舶は、横付けした上で蛇管(ホース)を接続しており、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」の可能性が高い事案です。
    
これを受け、政府は国連安保理・北朝鮮制裁委員会に通報するとともに、関係国と情報共有を行ないました。
  
<北朝鮮・違法な瀬取り疑い事案>
・2018年1月20日未明、北朝鮮船籍タンカー・Rye Song Gang 1号とドミニカ国船籍タンカー・Yuk Tung号が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
    
・2018年2月13日未明、北朝鮮船籍タンカー・Rye Song Gang 1号とベリーズ船籍タンカー・Wan Heng 11号が東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
      
・2018年2月16日昼、北朝鮮船籍タンカー・Yu Jong 2号と船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のせんだいとP-3Cが確認。
     
・2018年2月24日深夜、北朝鮮船籍タンカー・Chon Ma San号とモルディブ船籍のXin Yuan 18号が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
       
・2018年5月19日未明、北朝鮮船籍タンカー・JI SONG 6号と中国国旗とみられる旗を掲揚した船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
       
・5月24日昼、北朝鮮船籍タンカー・SAM JONG 2号と、MYONG RYU 1との表示がある船籍不明のタンカーが、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認。
    
・6月21日朝、北朝鮮船籍タンカー・YU PHYONG 5号と、船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の補給艦が確認。
     
・6月22日朝、北朝鮮船籍タンカー・YU PHYONG 5号と、前日と同一のものと思われる船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していたことを確認。
     
・6月29日、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN 1号と、船籍不明の船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認。
シークザジパング
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