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南スーダンの暫定政府・合意を歓迎

2018年8月7日、外務省が、南スーダン情勢(暫定政府の体制に関する合意)について、外務報道官談話を発表。
   
南スーダンでは、東アフリカの地域機関であるIGADが仲介に入り、諸勢力が和平に向けて、話し合いを続けています。
今年6月27日には、恒久的停戦で合意しました(ハルツーム宣言)。
 
8月5日には、暫定政府の体制に関する合意が達成されました。
     
この暫定政府の体制に関する合意を受けての外務報道官談話。
合意を歓迎するとともに、IGAD諸国が行っている努力に敬意を表しました。
       
<最近の南スーダン情勢>
南スーダンでは、2016年8月以降、首都・ジュバは比較的平穏であるもののの、地方の一部において衝突や殺傷事案が継続していました。
    
これを受け、東アフリカの地域機関であるIGAD(議長国:エチオピア)が、履行が停滞気味であった2015年の「南スーダンにおける衝突の解決に関する合意(衝突解決合意)」を再活性化するため、2017年6月、南スーダン諸勢力を集めて「ハイレベル再活性化フォーラム」のプロセスを開始しました。
     
プロセスにより、2017年12月に敵対行為停止が合意された後、2018年2月、5月にもエチオピア・アディスアベバで会合が開催されました。
        
今年6月からは、スーダンの首都・ハルツームに場所を移し、協議が行われ、6月27日、恒久的停戦で合意しました(ハルツーム宣言)。
    
さらに、7月7日に治安取決めに関し合意、8月5日には暫定政府の体制に関する合意が達成されました。
    
今後も引き続き、細部の調整や他の分野に関する協議が行われる見込みです。
ニュースINDEX.2018年8月上旬
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『南スーダン』
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