イギリスに合意なき離脱の回避を要請
2019年1月10日、イギリスを訪問中の安倍総理が、同地でテリーザ・メイ首相と首脳会談を行ないました。
外務省によると、会談はG20、WTO改革、両国の協力関係、イギリスのEU離脱、北朝鮮問題などについて話し合われました。
G20については、格差問題や環境問題での協力で一致しました。
WTO改革についても、両国で協力していくことで一致しました。
両国関係では、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、海洋安保、質の高いインフラなどの分野での協力強化に取り組むことで一致しました。
EU離脱については、安倍総理が、「合意なき離脱」の回避を要請。
これに対し、メイ首相が、現在の協定案は日系企業にとっても良い案であると応じました。
北朝鮮問題については、北朝鮮の大量破壊兵器や弾道ミサイルの完全な破棄を実現するため、安保理決議の完全な履行が必要であるとの点で一致しました。
また、安倍総理が、拉致問題についての理解と協力を求め、メイ首相が支持を表明しました。
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