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連邦政府機関、2月15日まで再開

2019年1月25日、アメリカ・トランプ大統領が、政府機関を2月15日まで再開する、つなぎ予算案に署名しました。
     
アメリカでは、メキシコとの国境に壁を建設したいトランプ大統領と、それに反対する民主党が対立し、予算が成立せず、昨年12月22日から、一部の連邦政府機関が閉鎖に追い込まれていました。
    
1月25日、トランプ大統領が、民主党側と政府機関を3週間(2月15日まで)再開することで合意したと発表。
     
同日、再開するためのつなぎ予算案が、連邦議会の両院で可決。
その後、トランプ大統領がこの予算案に署名、成立しました。
   
なお、つなぎ予算に壁建設費用は含まれていませんが、再開された期間に協議を続けることとなりました。
   
■アメリカ政局の混乱:2018~
トランプ大統領は、不法入国阻止のため、メキシコとの国境における壁建設を大統領選で公約し、当選しました。
     
このため、トランプ大統領は壁建設費用として、57億ドルの予算を連邦議会に要求。
これに対し、連邦議会の民主党側は、壁を建設しても不法入国阻止の効果は期待できないとして、壁予算を拒否。
       
この結果、予算案が成立せず、2018年12月22日から連邦政府機関の一部(政府機関の約25%、関係する政府職員80万人)が閉鎖に追い込まれました。
   
2019年1月25日、トランプ大統領と民主党側が、政府機関を3週間(2月15日まで)再開することで合意し、再開するためのつなぎ予算案が連邦議会の両院で可決。
その後、トランプ大統領がこの予算案に署名、成立しました。
       
なお、アメリカにおいて、予算が成立せず、政府機関が閉鎖されるケースは、これまでも度々発生していますが、多くの場合は1週間以内に妥協が成立、再開されています。
ニュースINDEX.2019年1月下旬
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