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桜開花予想、金沢は4月3日

2019年の金沢・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より1日早い、4月3日。
      
金沢の桜は、暖冬の影響により、花芽の休眠打破が7日遅くなる計算です。
一方、春の気温が高い影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなり、遅れを取り戻す見込み。

金沢の桜開花予想は、平年より1日早い、4月3日です。
なお、ソメイヨシノの満開は、4月8日頃~4月12日頃の予想です。
       
*第3回目(1月29日)の開花予想。1回目(11月20日)の予想は4月2日、2回目(12月27日)の予想も4月2日。

【計算式:2019年の金沢】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
       
・積算温度計算の基準日(平年の休眠打破日)を2月1日とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁(3ヵ月予報)によると、2019年2月の気温はほぼ平年並、3月の気温は平年並か高い、4月の気温は高い予想。3月、4月の気温は平年より1℃高いと予測。

・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち24時間(平年値)…②
     
■2019年の休眠打破
・2018年11月の気温は、平年より1.4℃高くなったため、これにより休眠打破の遅れは、
30日×1.4℃×2時間=84時間…③
     
・2018年12月の気温は平年より0.6℃高くなったため、これにより休眠打破の遅れは、
31日×0.6℃×2時間=37.2時間…④
     
・2019年1月の気温は平年より0.6℃高い予測のため、これにより休眠打破の遅れは、
31日×0.6℃×2時間=37.2時間…④
       
・休眠打破が遅くなる時間は(③+④+⑤)、
84時間+37.2時間+37.2時間=158.4時間…⑥
     
・休眠打破が遅くなる日数(⑥÷②)
158.4時間÷24時間=6.6日
       
2018年の休眠打破は、平年より7日遅くなり、2月8日
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
■2月の積算温度
・2月(中・下旬)の気温を平年並(4.3℃)と予測。
2月の積算温度は、4.3℃×21日(2月8日~28日)=90.3℃…⑦

■3月の積算温度
・3月の気温を平年より1℃高い7.9℃と予測。
3月の積算温度は、7.9℃×31日=244.9℃…⑧

■4月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)、3月(⑧)の積算温度を引いたもの。
360℃ー90.3℃ー244.9℃=24.8℃…⑨
        
■4月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑨)を、4月上旬の気温(平年より1℃高い11.6℃)で割ったもの。
24.8℃÷11.6℃=2.1

計算上の金沢の桜開花日は、平年より1日早い、4月3日

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
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