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ノーベル化学賞、リチウム電池の吉野氏

2019年10月9日、スウェーデン王立科学アカデミーが、今年のノーベル化学賞を、アメリカのジョン・グッドフル氏、スタンリー・ウィッティンガム氏、日本の吉野彰氏に授与すると発表。
 
授与は、「リチウムイオン電池を開発した」功績に対して。
     
3人は、現在、携帯電話からノートパソコン、電気自動車まであらゆるものに使用されている、軽量・充電式でパワフルなバッテリー・リチウムイオン電池を開発しました。
   
なお、吉野氏への授与により、日本人のノーベル賞・授与者は25名となりました。
     
*日本政府は日本人ノーベル賞受賞者数を27名としていますが、南部陽一郎氏と中村修二氏はアメリカ国籍。ノーベル財団の公式発表もこの2人についてはアメリカ人としています
      
■吉野彰(よしのあきら)
大阪府吹田市出身の71歳。
京都大学工学部卒の工学博士。
     
京都大学の大学院卒業後、旭化成に入社。
同社で、炭素材料を負極に、リチウムを正極とする新しい二次電池・リチウムイオン二次電池を開発した。
   
2017年から名城大学で教授を務めている。
ニュースINDEX.2019年10月上旬
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『ノーベル賞』
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