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WIPO事務局長選挙、夏目健一郎氏を擁立 2019年10月29日、政府は、世界知的所有権機関（WIPO）事務局長選挙に、夏目健一郎氏の擁立を決めました。 2020年3月5日から6日、WIPOの次期事務局長を選出するための選挙が、スイスのジュネーブで行われます。 日本は、WIPOの次期事務局長候補に、夏目健一郎・WIPO特許協力条約・法務・国際局上級部長の擁立を決定しました。 夏目氏は、1968年生まれ、東北大学大学院工学研究科修士課程修了後、特許庁に入庁。 特許庁審査官・審判官、在ジュネーブ日本国政府代表部一等書記官、特許庁国際課多国間政策室長などを歴任し、2012年からWIPO日本事務所長、2014年からWIPO特許協力条約・国際協力部長を経て、今年9月、現職（上級部長）に就任しました。 ■世界知的所有権機関（WIPO） 世界192ヵ国が加盟する知的財産に関する国連の専門機関。 本部はスイス・ジュネーブで、職員は約1100人。 業務は、知的財産に関するルールの策定や、国際出願制度の運用管理、及び知的財産分野での新興国支援など。 |
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