関宿街道まつり、秋晴れの下
2019年11月3日、東海道五十三次の宿場町・関宿(三重県亀山市)で、34回目の東海道関宿街道まつりが行われました。
東海道関宿街道まつりは、東海道五十三次の宿場町としての町並みが残る、関宿で行われる時代まつり。
今年は秋晴れの下、大名行列などが行われ、多数の観光客や市民で賑わいました。
【東海道関宿街道まつり】
毎年11月初旬に、三重県亀山市の東海道・関宿で開催される時代まつり。
関宿周辺は、古代からの交通の要衝で、古くは古代三関の一つ・伊勢鈴鹿関が置かれました。
江戸時代には、東海道五十三次の47番目(江戸・日本橋から数えて)の宿場町として栄えました。
戦後になっても、東海道で唯一、江戸時代の町並みを色濃く残していることから、1984年に国の重要伝統的建造物群保存地区(町並み保存地区)に選定されました。
東海道五十三次の宿場町では、唯一の町並み保存地区です。
東海道関宿街道まつりは、重要伝統的建造物群保存地区選定を記念して始められ、往時の大名行列や花魁道中などの時代行列が、関宿を練り歩きます。
■町並み保存地区
正式には、重要伝統的建造物群保存地区。
文化財保護法に基づき、伝統的建造物群保存地区のうち、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したもの。
関宿は、江戸時代からの宿場町の町並みが保存されているとして、1984年に選定されました。
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