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ガザ情勢緊迫、当事者に自制を求める

2019年11月13日、外務省が、最近のガザ情勢について、外務報道官談話を発表。
    
イスラエル軍が、11月12日、パレスチナ自治区ガザにある武装組織「イスラム聖戦」のアブ・アタ司令官の自宅を空爆、司令官を殺害しました。
   
これに対し、ガザからイスラエルへ向け、多数のロケット弾が発射されました。
また、このロケット弾を受け、イスラエル軍は11月13日も、ガザの「イスラム聖戦」への攻撃を行ないました。
   
この情勢を受けての外務報道官談話。
   
ガザ地区とその周辺の緊張の高まりに憂慮を表明するとともに、これ以上の被害が生じないよう、全ての当事者に最大限の自制を求めました。
    
■最近の情勢
イスラエルが、国際法違反の入植活動を続けており、パレスチナ側が強く反発しています。
      
2018年8月、イスラエル当局は、西岸での1004棟の住宅建設計画を承認。
2018年12月、イスラエルの民生局高等委員会が、西岸での2191棟の住宅建設計画を承認。
     
2019年3月25日、ガザ地区からロケット弾が発射され、テルアビブ北方近郊ミシュメレトの民家に着弾、民間人7名が負傷。
    
2019年4月4日、イスラエルの民生局高等計画委員会がヨルダン川西岸における、少なくとも3659棟の住宅建設計画を承認。
     
2019年5月4日、ガザ地区から多数のロケット弾が発射され、ガザ地区近郊アシュケロンの民家などに着弾、イスラエル人4名が死亡。
 
このガザ地区からのロケット弾に対し、イスラエル軍はガザ地区内の武装勢力拠点を攻撃。多数の死傷者(24名が死亡、154名が負傷)が発生。
   
2019年7月22日、イスラエルが、東エルサレムに隣接するスール・バーヒル村ワディ・フンムス地区で、パレスチナ人が所有する約10棟の建物を取り壊した。
     
建物の多くは、オスロ合意により、パレスチナ自治政府が管轄権を有するA地区、及びB地区に位置しています。
   
2019年7月30日、イスラエルは、ヨルダン川西岸における約6000棟のイスラエル人用住宅建設計画を承認。
2019年10月、イスラエルが、ヨルダン川西岸における約2300棟の入植地住宅建設計画を承認しました。
     
2019年11月12日、イスラエル軍が、パレスチナ自治区ガザにある武装組織「イスラム聖戦」のアブ・アタ司令官の自宅を空爆、司令官を殺害しました。
   
これに対し、ガザからイスラエルへ向け、多数のロケット弾が発射されました。
また、このロケット弾を受け、イスラエル軍は11月13日も、ガザの「イスラム聖戦」への攻撃を行ないました。
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