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西之島、噴火の可能性、警戒範囲を拡大

2019年12月5日、気象庁が西之島に火口周辺警報(入山危険)を発表し、警戒が必要な範囲を山頂火口から概ね1.5kmに拡大しました。
    
西之島は、東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する小笠原諸島の無人島。
   
気象衛星の観測により、5日15時頃から、西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が認められました。
これは、西之島が噴火している可能性を示しています。
  
気象庁は、5日20時10分、西之島に発表していた火口周辺警報(火口周辺危険)を火口周辺警報(入山危険)に引き上げ、警戒が必要な範囲を概ね500mから、概ね1.5kmに拡大しました。

■西之島(にしのしま)
東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する小笠原諸島の無人島。

2013年11月20日、西之島の南南東500メートルの海上で噴火があり、新しい陸地が出現。
活発に噴火を続け、同年12月26日、溶岩流が西ノ島に到達し、新しく出現した島は、西ノ島と一体化しました。
         
2015年11月まで噴火を続け、陸地面積は拡大。
  
その後、一旦、火山活動が低下するも、2017年4月20日から再び噴火し、2017年8月まで活発な火山活動が続きました。
    
2017年8月24日時点、東⻄約2200メートル、南北約1900メートル、西ノ島の面積は約3.0k㎡となりました。
ニュースINDEX.2019年12月上旬
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西之島:©海上保安庁
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