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西之島、再噴火、溶岩が東側の海へ

西之島:©海上保安庁
風景
     
2019年12月7日、海上保安庁が、西之島の再噴火と、溶岩が海へ流入していることを確認しました。
   
西之島は、東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する小笠原諸島の無人島。
   
2019年12月5日、気象庁が気象衛星の観測により、西之島付近で温度の高い領域を確認、噴火している可能性が高いと発表。
   
12月7日、海上保安庁が、航空機による西之島の観測を行ないました。
   
観測の結果、火砕丘の中央火口と火砕丘の東側火口から、噴火が数分間隔で続いていることを確認。
また、東側火口から溶岩が東岸に向かって流下し、海へ流入していることも確認しました。

■西之島(にしのしま)
東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する小笠原諸島の無人島。

2013年11月20日、西之島の南南東500メートルの海上で噴火があり、新しい陸地が出現。
活発に噴火を続け、同年12月26日、溶岩流が西ノ島に到達し、新しく出現した島は、西ノ島と一体化しました。
         
2015年11月まで噴火を続け、陸地面積は拡大。
その後、一旦、火山活動が低下するも、2017年4月20日から再び噴火し、2017年8月まで活発な火山活動が続きました。
    
2019年12月5日、気象庁が、気象衛星の観測により、西之島付近で温度の高い領域を確認。
2019年12月7日、海上保安庁が、航空機による観測を行ない、再噴火と溶岩が東側の海へ流入していることを確認しました。
     
2017年8月24日時点、東⻄約2200メートル、南北約1900メートル、西ノ島の面積は約3.0k㎡。
ニュースINDEX.2019年12月上旬
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