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WADA、ロシアの4年間参加禁止を決定

2019年12月9日、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)は、国家ぐるみでドーピング隠しを行なっていたとし、今後4年間、オリンピックやワールドカップなど国際大会への、ロシアの参加禁止を決定しました。
   
WADAは、反ドーピング(薬物使用禁止)活動を推進するために設立された国際的機関。
 
ロシアは、国家ぐるみでドーピング、ドーピング隠しを行なっていたことが、2014年に内部告発で発覚。
WADAによる調査が行われ、事実と認定され、今回の処分となりました。
   
なお、この決定に対し、ロシアはスポーツ仲裁裁判所に異議を申し立てることができます。
また、国として出場出来なくなっても、ロシア選手は個人資格で、オリンピックなどに参加することが可能です。
  
■ロシア・ドーピング問題
2014年に発覚した、ロシアが国家ぐるみでドーピングを行なっていた問題。
   
2011年から、ドーピングを取り締まる機関であるロシアのアンチドーピング機構が、ロシア政府の意向を受け、ドーピング検査での陽性結果を陰性に書き換えたり、検体のすり替え、廃棄を行なっていました。
   
2014年に内部告発により発覚し、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)が、独立委員会を設置し、調査を開始。
2015年、独立委員会は、国家ぐるみでロシアがドーピングを行っているという報告書を発表。
    
2019年12月9日、WADAは、ロシアが国家ぐるみでドーピング隠しを行なっていたとし、今後4年間、オリンピックやワールドカップなど、国際大会への参加を禁止することを決定しました。
   
■世界アンチ・ドーピング機構
WADA(World Anti-Doping Agency)とも呼ばれる。
反ドーピング(薬物使用禁止)活動を推進するために設立された国際的機関。
ニュースINDEX.2019年12月中旬
★スポーツ・国際
『ロシア』
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