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シベリア鉄道の輸送、コストは1.5倍

2019年12月26日、国土交通省が、シベリア鉄道を利用した貨物輸送の試験結果(速報)を発表。
     
日本とヨーロッパを結ぶ貨物輸送は、海上輸送、航空輸送の2つが主に利用されています。
 
海上輸送(船舶)は、多量に安く運ぶことが出来ますが、輸送には日数が掛かり(約30日~40日)、また、危険な海域を運航する必要があります。
  
航空輸送は、非常に早く運ぶことが出来ますが、多額のコストが掛かります。
  
この状況の中、第3の輸送手段として、ロシア運輸省、ロシア鉄道と協力し、シベリア鉄道を利用した貨物輸送の試験が行われました。
  
12月26日、国土交通省が貨物輸送試験について、輸送には16日~23日掛かり、コストは海上輸送の1.5倍程度かそれ以上掛かったことを公表しました。
   
また、今回の試験輸送では、大きな問題は確認されなかったが、引き続き検証が必要と報告しました。
   
*シベリア鉄道…ロシア・モスクワと極東ロシア(ウラジオストック)を結ぶ、全長は9297kmの鉄道
ニュースINDEX.2019年12月下旬
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