無形文化遺産、伝統建築工匠の技を推薦
2018年2月27日、外務省で無形文化遺産保護条約・関係省庁連絡会議が開催され、「伝統建築工匠の技」をユネスコの無形文化遺産に再提案することが決定しました。
無形文化遺産は、ユネスコが選出(記載)している、世界的価値のある無形文化財。
これまでに、日本の無形文化遺産は、21件記載されています。
外務省によると、今回の決定を受け、3月末までにユネスコに提案書の提出を行い、2020年の無形文化遺産登録を目指することになりました。
*提案…無形文化遺産登録のため、日本がユネスコに対し、文化財を推薦すること
■伝統建築工匠の技
自然素材を建築空間に生かす知恵、周期的な保存修理を見据えた材料の採取や再利用、健全な建築当初の部材とやむを得ず取り替える部材との調和や一体化を実現する、木工・屋根葺き・左官・装飾・畳などの建築遺産。
また、古代から途絶えることなく伝統を受け継ぎながら、工夫を重ねて発展してきた伝統建築技術。
国の選定保存技術である建造物修理など17件をグループ化して提案。
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京都・嵯峨野 |
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