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インド、パキスタンに自制を求める

2019年2月28日、外務省が、カシミール地方の情勢について、外務大臣談話を発表。
  
2月14日、インド北部のジャンム・カシミール州プルワマで、インド治安部隊の車列に爆弾を積んだ車が突入、少なくとも44人が死亡しました。
 
このテロについて、イスラム過激派組織「ジェイシェ・ムハンマド」が犯行声明を発出しています。
    
2月26日、インド空軍がパキスタン領空に侵入し、テロリスト訓練キャンプを攻撃。
なお、パキスタン側によると、被害・犠牲者は発生していません。
    
2月27日、パキスタン空軍がインド・パキスタン管理ラインを超えて、インド側に侵入。
インド軍は、パキスタン空軍機を撃墜したと発表。
    
同日、パキスタン空軍は、インド側から侵入してきたインド空軍機を撃墜し、パイロット1名を拘束しました。
 
この情勢を受けての外務大臣談話。
   
カシミール情勢について、懸念を表明するとともに、2月14日のテロ事件を非難し、パキスタンのテロ対策強化を求めました。
 
また、2月26日以降の緊張の高まりについて、インド・パキスタン双方が自制し、対話を通じての事態安定化を強く求めました。
シークザジパング
ニュースINDEX.2019年2月下旬
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