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生きびな祭、春を告げる

2019年4月3日、岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社で、月遅れのひな祭り・生きびな祭が行われました。

生きびな祭は、豊作と女性の幸せを祈念するお祭りで、未婚女性9人が生きびな様として内裏や后に扮し、雛祭り行列を行ないます。
   
今年の4月3日は、冬のような寒い一日となりましたが、総勢100名余りによる時代行列が参道を練り歩き、市民や観光客は春を告げる伝統祭事を満喫しました。
 
*同日朝の気温は-2.2℃で、早朝には4cmの積雪となっていましたが、晴れたため、雪は午前中に溶けました。ただし、気温は5℃まで上昇しない、冬のような一日となりました

【生きびな祭】
毎年4月3日に、岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社で行われている月遅れのひな祭り。
2019年で68回目。

豊作と女性の幸せを祈念するお祭りで、未婚女性9人が生きびな様として内裏や后に扮し、雛祭り行列が行われます。
また、餅まき等も行われます。
      
行列は、赤鬼と青鬼を露払いに、雅楽を演奏する伶人、稚児、菱餅や酒杯を手にした巫女、未婚女性9人による左大臣、右大臣、内裏、后、五人官女など、総勢100名余りによる時代行列。
     
神社の表参道から境内までの約900mを練り歩きます。

この祭は、地元高山市出身の小説家・米澤穂信さんが古典部シリーズで取り上げ、さらにこの小説がアニメ・氷菓となり、全国的に有名となりました。

■場所・アクセス
高山市一之宮町・飛騨一宮水無神社
・JR高山本線・飛騨一ノ宮駅下車、徒歩約10分
ニュースINDEX.2019年4月上旬
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