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イギリスのEU離脱、10月末まで延期

2019年4月10日、ブリュッセルで、EU首脳がイギリスのEU離脱延期について協議し、10月末までの延期を決めました。
 
イギリスは、当初2019年3月29日にEUを離脱する予定となっていましたが、離脱後におけるイギリス・EU関係の取極めを決める離脱協定案が成立していないことから、EU側(欧州理事会)に離脱延期を要請。
     
EU(イギリスを除く)側は、4月12日までの離脱延期を認めました。
   
その後、3月29日にイギリス下院で離脱協定案が諮られましたが、賛成286、反対344で否決されました。
この状況を受け、イギリス側がさらに6月30日までの離脱延期を要請。
      
4月10日、ブリュッセルで、イギリスのEU離脱延期についてのEU臨時首脳会議が開催され、10月末までの延期を決めました。
  
なお、イギリスが、5月23日に行われる欧州議会選挙へ参加しなかった場合には、6月1日にEUを離脱することも決定しました。
     
*離脱協定案は、移行期間を設けるなど、離脱後の社会変化を最小に抑えるためのものです。離脱協定では、離脱後におけるイギリスとEUの間の通商交渉が成立しない場合の防御策「バックストップ」が決められましたが、これが問題となり、離脱協定案は成立していません
ニュースINDEX.2019年4月中旬
★政治・国際
『イギリス』
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