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カナダ、瀬取り監視を2年延長 2019年4月28日、カナダを訪問中の安倍総理が、同地でトルドー・カナダ首相と首脳会談を行ないました。 外務省によると、会談は、G20大阪サミット、両国の協力関係、北朝鮮問題、中国問題、ベネズエラ問題などについて、話し合われました。 G20大阪サミットの成功に向け，引き続き緊密に連携することで一致しました。 両国関係では、自由で開かれたインド太平洋のため、日本とカナダの戦略的パートナーシップを強化していくことで一致しました。 TPPの発効により、貿易・投資が拡大していることを歓迎し、TPPの着実な実施・拡大に向け連携していくことを確認しました。 北朝鮮問題では、安保理決議に基づき、北朝鮮の大量破壊兵器・弾道ミサイルの完全な廃棄に向け、緊密に連携していくことを確認しました。 また、トルドー首相が「瀬取り」警戒監視のため、カナダの航空機及び艦船の派遣を2年延長すると表明。 これに対し、安倍総理が謝意を表しました。 さらに、安倍総理が拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め、トルドー首相の支持を得ました。 中国問題については、トルドー首相が、カナダ国民が中国に拘束されている事件の現状を説明。 両首脳は、この事件を含め、法の支配の重要性について改めて認識を共有しました。 ベネズエラ問題については、安倍総理がベネズエラの民主主義回復に向けた、カナダの取り組みに評価を伝えました。 |
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