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FOMC、政策金利を維持

2019年5月1日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の維持を決めました。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を引き上げました。
        
その後、2016年12月、2017年3月、6月、12月、2018年3月、6月、9月、12月のFOMCにおいて、政策金利を毎回0.25%づつ引き上げ、現在の政策金利は2.25-2.50%です。
    
今回のFOMCでは、政策金利の維持を決めました。
委員全員一致での決定です。
なお、次回のFOMCは、6月18日、19日に開催されます。

【FOMC声明概要:2019月5月1日】
■現状について
・経済活動は、堅調に上昇している。
・労働市場は、堅調である。
・設備投資は、伸びが鈍化している。
・家計支出は、伸びが鈍化している。
・インフレ率は、年2%を下回っている。
        
*前回(3月)と比べ、経済活動が「鈍化している」から「堅調に上昇している」に、インフレ率が「年2%近くを推移している」から「年2%を下回っている」に変わりました

■金融政策について
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利(2.25-2.50%)を維持する。
ニュースINDEX.2019年5月上旬
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