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イスラエル・パレスチナ情勢、憂慮

2019年5月7日、外務省が、イスラエル・パレスチナ情勢について、外務報道官談話を発表。
   
5月4日午前(現地時間)以降、ガザ地区から、多数のロケット弾が発射されました。
ロケット弾は、イスラエルのガザ地区近郊アシュケロンの民家などに着弾、5日(現地時間)午後までにイスラエル人4名が死亡しました。
   
これに対して、イスラエル軍はガザ地区内の武装勢力拠点を攻撃。
ガザ保健省によれば、これまでにパレスチナ人24名が死亡、154名が負傷しました。
      
その後、6日(現地時間)に停戦合意が発効しました。
     
この状況を受けての外務報道官談話。
ガザ地区からのロケット弾を非難するとともに、イスラエル・パレスチナ双方に死傷者が発生していることに対し、憂慮を表明。
   
また、イスラエル、パレスチナ両当事者の抱える問題は、暴力によって解決されるものではなく、当事者間の交渉と相互の信頼を築く努力によってのみ解決されるものであり、和平交渉の再開に向けて、両者に最大限の努力を払うよう促しました。
    
■最近のイスラエル・パレスチナ情勢
イスラエルが、国際法違反の入植活動を続けており、パレスチ側が強く反発しています。
      
2019年4月4日、イスラエルの民生局高等計画委員会がヨルダン川西岸における、少なくとも3659棟の住宅建設計画を承認。
     
2018年12月には、イスラエルの民生局高等委員会が西岸での2191棟の住宅建設計画を承認。
2018年8月にも、西岸での1004棟の住宅建設計画を承認しています
   
これに対し、2019年3月25日、ガザ地区から発射されたロケット弾が、イスラエルのテルアビブ北方近郊ミシュメレトの民家に着弾。複数の民家や自動車が損傷するとともに、民間人7名が負傷。
     
2019年5月4日、ガザ地区から多数のロケット弾が発射され、ガザ地区近郊アシュケロンの民家などに着弾、イスラエル人4名が死亡。
 
このガザ地区からのロケット弾に対し、イスラエル軍はガザ地区内の武装勢力拠点を攻撃。多数の死傷者が発生しています。
シークザジパング
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