くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
沖縄:米軍基地問題が影を落とす

2019年5月15日、沖縄復帰から47年目を迎えました。
       
沖縄は、太平洋戦争末期からアメリカによる統治が行なわれていましたが、1972年の5月15日、アメリカから日本へ復帰しました。
         
今年も国や沖縄県主催による記念式典は無く、また、復帰の日に関連する民間団体の記念行事は、前週の日曜日に行われたところが多く、47年目も静かな復帰の日となりました。
   
現在、アメリカ軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設が進められていますが、この移設に沖縄県側が反対しており、今年も大きな影を落とした形となりました。
     
沖縄にあるアメリカ軍基地については、沖縄復帰当初から問題となっていました。
   
日米において話し合いが続けられ、2016年には、アメリカ軍北部訓練場(東村、国頭村)の半分以上(約4千ヘクタール)が返還されました。
沖縄本土復帰以降では、最大面積の返還です。
     
2017年には、アメリカ軍の補給基地・キャンプキンザー(浦添市)の一部や、普天間飛行場の一部(約4ヘクタール)が返還されました。
 
徐々に返還されてきましたが、現在(2018年時点)でも、日本におけるアメリカ軍専用施設の70.3%が沖縄にあります。
     
*自衛隊との共用施設を加えると、日本におけるアメリカ軍基地施設のうち、沖縄県にあるのは19.1%です(2018年)
     
【沖縄復帰の日】
毎年5月15日。
沖縄の日本への復帰に因む記念日。
      
沖縄は、太平洋戦争末期からアメリカによる統治が行なわれていましたが、1972年の5月15日に、アメリカから日本へ復帰しました。
         
沖縄返還の日、沖縄本土復帰の日、沖縄本土復帰記念日とも呼ばれています。
同日、あるいは5月15日直前の土日に、記念式典などが行われています。
ニュースINDEX.2019年5月中旬
★社会・国内
『沖縄』
    ページのトップへ