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EU、三菱UFJなど5つの銀行に罰金を科す

2019年5月16日、EU(欧州委員会)は、カクテルに参加していた5つの銀行に対し、罰金を科しました。
   
欧州委員会の調査によると、カクテルは、2007年の12月から2013年の1月まで、外国為替市場において行なわれていました。
     
参加していた銀行は、イギリスのバークレーズとロイヤルバンク(RBS)、アメリカのシティグループとJPモルガン、日本の三菱UFJ銀行の5行。
   
銀行の為替スポット取引を担当する個人トレーダーが、機密情報と取引計画を交換し、取引戦略を調整していました。
この情報交換は、オンライン上にある専門のチャットルームを通して行なわれました。
        
EUは、この5行に対し、合わせて10億7000万ユーロ(約1313億円)の罰金を科しました。
     
*三菱UFJは、2010年9月8日から2011年9月11日までカクテルに参加し、6975万ユーロ(約86億円)の罰金を科せられました
    
*カルテル…企業連合。同業者が高い利潤を上げるために連合する行為。価格や生産量、取引制限などについて共同で取り決める行為。各国において独占禁止法などにより規制されています
ニュースINDEX.2019年5月中旬
★経済・国際
『銀行』
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